【11月11日 AFP】デザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が、現代の文化人はファッションセンスが無く「薄汚い」と嘆いている。

 カールはドイツの雑誌ツァイトマガジン(Zeit Magazin)のインタビューで「申し訳ないが、私はむさ苦しい文化人が嫌いだ。昔の文化人は格好良かった。しかし、現在の文化人は単に薄汚いだけだ」 とコメント。

 その最たる例として挙げられたのは、『ブリキの太鼓(The Tin Drum)』などの作品で知られるノーベル賞作家ギュンター・グラス(Gunter Grass)。グラスは、着古したジャケットに開襟シャツ、ウールのセーター、そしてパイプ煙草という定番スタイルで登場する。 しかし、カールはそれが気に入らないようで「ギュンター・グラスは一度くらいタイを着用するべきだよ」と苦言を呈した。(c)AFP

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