【10月29日 MODE PRESS】SHOP&THINKをコンセプトに様々な提案をしてきた東京・表参道に位置する複合商業施設「ジャイル(GYRE)」。3年目を迎える今年、ますます斬新で人々を引きつけるような空間を演出する。

 まず1つめは、GYRE館内全体で体験ができるサウンドインスタレーション。世界を舞台に活躍するバルーンアーティスト細貝里枝(Rie Hosokaidaisyballoon)と最先端技術を駆使した音響空間を世界的に展開しているサウンド・スペース・コンポーザー井出祐昭(Hiroaki Ide)を起用し制作したのは、全く新しい体感型サウンドインスタレーションだ。自然の摂理、自然界から発せられる様々な情報を音楽情報に変換する。自然のつぶやきや、ささやきに耳を傾けてみるのもいい。宇宙の鼓動や呼吸が生み出す森羅万象の渦が来場者を優しく包み込む。期間は10月29日~11月7日まで。

 つづいて注目なのは、世界的なプロダクトデザイナー深澤直人(Naoto Fukasawa)がディレクションするデザインワークショップ展「WITHOUT THOUGHT VOL.11」の開催だ。テーマは容器・CONTAINER。「中身に関係なく容器には魅力がある。その魅力とは何なのかをみんなで話しながらデザインをしてみた」と語る深澤氏。期間は、10月30日~11月14日まで。場所はEYE OF GYRE。

 ほかにも、都内室内最大級の高さ30mのイルミネーションや、地下1階フロアのリニューアルによる食品の提案など盛り沢山。この機会に是非、チェックしてみて。(c)MODE PRESS

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