「グッチ」がフィルム・ファウンデーション支援を継続、名作を修復
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【5月19日 MODE PRESS】「グッチ(Gucci)」はこの度、5年間にわたるマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)設立のフィルム・ファウンデーション(The Film Foundation)への支援を継続すると発表した。2010年度は、イタリア映画の代表作品でもある『山猫(Il Gattopardo)』(1963年)と『甘い生活(La dolce vita)』(1960年)の2作の修復のため、90万ドル(約8200万円)を支援する。
クリエイティブディレクターのフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)は「グッチが映画と関わりはじめた歴史は古く、1940年代後半にさかのぼります。我々は、スコセッシ監督とフィルム・ファウンデーションへの支援を通じて、力強さをもった不朽の作品を現代に蘇らせる活動に関われることを光栄に思っています」と声明を発表。「ルキノ・ヴィスコンティ(Luchino Visconti)やフェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini)のような先見的なヴィジョンを持った映画監督の作品が、保存によって現在の私たちだけでなく、今後も未来の世代を感動させていくことができるのです」と語っている。
なお、ヴィスコンティ監督作『山猫』は、全面的な4Kデジタル復元が行われ、現在開催中の第63回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で14日にプレミア上映会が開催された。「グッチは、この権威ある映画祭で『山猫』を上映できて光栄です。これらの不朽の名作が、我々が大切に守るべきと考える文化的伝統の中で果たす重要性を示しています」とグッチのパトリツィオ・ディ・マルコ(Patrizio di Marco)社長兼CEO。
グッチはこれまでに同財団に総額150万ドル(約1億3860万円)を支援し、ジョン・カサヴェテス(John Cassavetes)監督の『こわれゆく女(A Woman Under the Influence)』(1974年)やミケランジェロ・アントニオーニ(Michelangelo Antonioni)監督の『女ともだち(Le amiche)』(1955年)など6本の名画の修復に貢献している。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS
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クリエイティブディレクターのフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)は「グッチが映画と関わりはじめた歴史は古く、1940年代後半にさかのぼります。我々は、スコセッシ監督とフィルム・ファウンデーションへの支援を通じて、力強さをもった不朽の作品を現代に蘇らせる活動に関われることを光栄に思っています」と声明を発表。「ルキノ・ヴィスコンティ(Luchino Visconti)やフェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini)のような先見的なヴィジョンを持った映画監督の作品が、保存によって現在の私たちだけでなく、今後も未来の世代を感動させていくことができるのです」と語っている。
なお、ヴィスコンティ監督作『山猫』は、全面的な4Kデジタル復元が行われ、現在開催中の第63回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で14日にプレミア上映会が開催された。「グッチは、この権威ある映画祭で『山猫』を上映できて光栄です。これらの不朽の名作が、我々が大切に守るべきと考える文化的伝統の中で果たす重要性を示しています」とグッチのパトリツィオ・ディ・マルコ(Patrizio di Marco)社長兼CEO。
グッチはこれまでに同財団に総額150万ドル(約1億3860万円)を支援し、ジョン・カサヴェテス(John Cassavetes)監督の『こわれゆく女(A Woman Under the Influence)』(1974年)やミケランジェロ・アントニオーニ(Michelangelo Antonioni)監督の『女ともだち(Le amiche)』(1955年)など6本の名画の修復に貢献している。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS
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