【5月7日 AFP】米国で自社ブランドの偽造品が広範囲で販売されているとして、カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)の裁判所に商標権侵害の被害を訴え出ていたイタリアの高級ファッション・メーカー、ヴェルサーチ(Versace)が、2000万ドル(約18億5000万円)の損害賠償を勝ち取った。

 同社の6日の発表によると、2003年、米カリフォルニア(California)州南部とアリゾナ(Arizona)州で72店舗が調査された結果、ヴェルサーチのブランド名を無断使用した偽造品を販売していた110人が訴えられた。

 ヴェルサーチの声明によれば今回の賠償額は、イタリア企業が商標権保護を訴え国外で起こした訴訟のなかで過去最高となった。(c)AFP

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