【5月26日 Relaxnews】仏ラグジュアリー・グループ「LVMH」のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼CEOが、ロックバンドU2のボノ(Bono)と妻のアリ・ヒューソン(Ali Hewson)が立ち上げたアパレルブランド「イードゥン(Edun)」の株式の約50%を取得する契約を結ぶと発表した。

 2005年からスタートした「イードゥン」は、発展途上国をパートナーに、地球に優しいエコ・ファッションを提供することで知られている。一方の「LVMH」は、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」や「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」などを抱えるラグジュアリー・ブランドグループだ。

 ボノは「LVMHと協力することで、我々は事業の拡大が可能になり、途上国の工場やコミュニティーも安定することができる」とコメント。

 アルノー会長兼CEOは「LVMHはエシカルなアパレルブランドのパイオニアとなった『イードゥン』のビジョンや、倫理的価値観を共有している。社会面や環境面を配慮しながら発展していくことは、私たちの持つほかのブランドの発展にも大きく繋がる」と語った。(c)Relaxnews

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