【5月13日 Relaxnews】（記事更新）スウェーデンのアパレルブランド「H&M」は、バーレスク・ダンサーのディータ・ヴォン・ティース（Dita Von Teese）や歌手のシンディ・ローパー（Cyndi Lauper）らセレブリティがデザインを手がけた「ファッション・アゲインスト・エイズ（Fashion Against Aids）」コレクションを5月28日から発売する。

　今年で2 回目となる「ファッション・アゲインスト・エイズ」コレクションは、H&Mと慈善団体デザイナーズ・アゲインスト・エイズ（Designers Against AIDS、DAA）が共同で、HIV／エイズに対する意識の向上と、対策プロジェクトへの資金創出を目的に行っているプロジェクト。

　今回参加するのは、ディータやシンディのほかに、歌手のケイティ・ペリー（Katy Perry）、エステル（Estelle）、N.E.R.D、イェール（Yelle）など。

　Tシャツ、Tシャツドレス、ボディスーツ、タンクトップの4型で展開し、販売価格の25%が、HIV／エイズ対策に取り組むDAA、YouthAIDS、国連人口基金（UNFPA）、MTVのStaying Alive Foundationなどの団体が世界各地で運営するプロジェクトに寄附される。第1回目の取り組みでは、1500万クローナ（約1億8700万円）を越える収益が寄付されている。

　デザイナーズ・アゲインスト・エイズ創設者のニネット・ムルク（Ninette Murk）は「H&Mのファッション・アゲインスト・エイズは、私たちにとって大いに意味のあるものです。私たちだけでは、これだけたくさんの若者にメッセージを届けることはできないでしょうから。エイズは今日に至っても、きわめて重要で回避できない問題です。かなり若いうちにその人自身のセックスライフに対する考え方は決まってしまうので、できるだけ早い時期にセーフ・セックスの重要性を理解することが不可欠です」とコメント。

　日本では原宿店のみの展開。価格は、Tシャツ、Tシャツドレス、ボディスーツが2490円、タンクトップが1690円。(c)Relaxnews

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