【12月15日 MODE PRESS】11日付の米「ニューヨーク・タイムズ(New York Times)」紙に掲載された、金融危機と都会のショッピング事情に関する記事『Even in Recession, Spend They Must: Luxury Shoppers Anonymous』が話題を呼んでいる。

 アーティストEdwina Whiteの愉快な風刺画が添えられたこの記事では、現在の金融危機から「消費」が否定的に捉えられるため、ファッションを愛する人々が大々的なショッピングを避けている様子が報じられている。

 雑誌「Allure」のMaggie Buckleyスペシャル・プロジェクト・ディレクターは、「ショッピングは今や少し品が無く、気恥ずかしい行為になってしまいました」とコメント。 実際、ニューヨークの高級百貨店のバーグドルフ・グッドマン(Bergdorf Goodman)や、ブルーミングデールズ(Bloomingdale's)では、買った物をショッピングバッグに入れて持ち帰るより、家に配達してもらう客が多いそうだ。 

 今こそ、私たちがファッション産業を支援する時なのだ。このホリデーシーズンには是非高級ファッションブティックやジュエラーが立ち並ぶマディソン・アベニュー(Madison Avenue)でショッピングを楽しみ、それを堂々と周囲に示さなければ!(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS


ニューヨーク・タイムズ紙『Even in Recession, Spend They Must: Luxury Shoppers Anonymous』(英文)