【11月8日 MODE PRESS】スウェーデン発のアパレルブランド「H&M」が8日、日本国内2号店を東京・原宿の明治通り沿いにオープンした。午前11時の開店前には、徹夜組を含む約2000人が、代々木競技場近くまで列を成した。

 集まった人の多くは10~20代の若者。目当ては、日本で先行発売となった「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」とのコラボーレーション・アイテム。トップスが3990円から、ジャケットが1万円台という手ごろな価格は、オープン前から話題を呼んだ。

 先頭の20代女性は、5日の夜から学生時代の友人6人と交代で並びオープンを待った。「コラボのニュースを聞いたときから注目していた。ギャルソンがあの価格で変えるなんてすごい。寒かったし雨も降ったから大変だったけど、もうすぐ買えると思うと嬉しい」とコメント。福岡から飛行機で来たという20代の男性もいた。

 入場制限をかけたが、開店直後には多くの客がコラボ商品に殺到。早々に棚から消えるアイテムも多かったという。友人と7日夜から並んだ10代の男性はシャツやスニーカーなど10点を購入。「全部で9万円でした。普通にギャルソンで買うと、ジャケット1着買えるか買えないかの値段。安いのに素材も良かったし、満足しています。並んだかいがあった」と嬉しそうに語った。
 
 来年には渋谷と新宿に大型の新店舗をオープンする予定だ。(c)MODE PRESS/川上智子

【店舗情報】
住所:東京都渋谷区神宮前1丁目8-10
営業時間:11時~21時
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