【10月24日 MODE PRESS】米ニューヨーク五番街のティファニー(Tiffany&Co.)本店で20日夜、同ブランドのデザイン・ディレクター、ジョン・ローリング(John Loring)の著書「ティファニー・スタイル(Tiffany Style)」の出版記念パーティが開かれた。

 同書は、創業者チャールズ・ルイス・ティファニー(Charles Lewis Tiffany)が手がけたアクセサリーから、息子のルイス・コンフォート・ティファニー(Lewis Comfort Tiffany)がデザインしたランプ、パロマ・ピカソ(Paloma Picasso)や建築家フランク・ゲーリー(Frank Gehry)のデザインに至るまで、170年の歴史を誇るティファニーの作品アーカイブを紹介したもの。

 ローリングは、「この本に説明なんて必要ありません。ティファニーが170年の歴史の中で創作してきた、スタイリッシュな作品を集めたのです。ティファニーは、アメリカン・スタイルそのものです。とても洗練されていて、シンプルで、正直で、わかりやすい。難解な哲学なんて存在しないんです。アメリカ人のようにね。素晴らしくてスタイリッシュなんですよ」とコメント。

 ティファニー・ブルーに染められた会場には、ジャーナリストのエイミー・ファイン・コリンズ(Amy Fine Collins)や写真家のハリー・ベンソン(Harry Benson)、モデルのカルメン・デロリフィーチェ(Carmen Dell'Orefice)ら多くのゲストが祝福に駆けつけた。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS