「女体アルファベット」は著作権侵害、ルイ・ヴィトンが遺憾の意を表明
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【11月29日 MODE PRESS】ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)は、コラボレートしていたアーティストのヴァネッサ・ビークロフト(Vanessa Beecroft)が、オランダ人グラフィック・デザイナー、アントン・ベイク(Anthon Beeke)氏の作品の著作権を侵害していたとして遺憾の意を表明した。
問題となったのは、ルイ・ヴィトンが05年にビークロフトとコラボレートした、裸の女性を並べて描いたアルファベットのシリーズ。この作品が、ベイク氏が1970年に発表した「ネイキッド・レディース・アルファベット(Naked Ladies Alphabet)」と酷似しているとの指摘があった。ビークロフトは、今年9月にもこのアルファベット・ロゴを表紙に据えた作品集「VBLN」を出版していたした。
ルイ・ヴィトンは、サポートしたアーティストの作品がベイク氏に損害を与えたことについては深く遺憾に思うと文書でコメント。しかし、今後もアーティストの支援を続け、文化と芸術の発展に貢献してゆくという姿勢をみせた。
ビークロフトは自身のウェブサイト上で、彼女の作品は古い雑誌からインスパイアされたもので「アーティストとして、決してベイク氏と自分の作品の間に混乱を起こすことを意図したわけではない」とコメントしている。ルイ・ヴィトン側はそれ以上のコメントを差し控えており、和解などの詳細は明らかにされていない。(c)Fashion Week Daily/ MODE PRESS
問題となったのは、ルイ・ヴィトンが05年にビークロフトとコラボレートした、裸の女性を並べて描いたアルファベットのシリーズ。この作品が、ベイク氏が1970年に発表した「ネイキッド・レディース・アルファベット(Naked Ladies Alphabet)」と酷似しているとの指摘があった。ビークロフトは、今年9月にもこのアルファベット・ロゴを表紙に据えた作品集「VBLN」を出版していたした。
ルイ・ヴィトンは、サポートしたアーティストの作品がベイク氏に損害を与えたことについては深く遺憾に思うと文書でコメント。しかし、今後もアーティストの支援を続け、文化と芸術の発展に貢献してゆくという姿勢をみせた。
ビークロフトは自身のウェブサイト上で、彼女の作品は古い雑誌からインスパイアされたもので「アーティストとして、決してベイク氏と自分の作品の間に混乱を起こすことを意図したわけではない」とコメントしている。ルイ・ヴィトン側はそれ以上のコメントを差し控えており、和解などの詳細は明らかにされていない。(c)Fashion Week Daily/ MODE PRESS