【ムンバイ 21日 AFP】 インド版「ヴォーグ(Vogue)」が、国内40の都市で発売開始になった。価格は100ルピー(約290円)。

 コンデナスト・インディア(Conde Nast India)のAlex Kuruvillaマネジング・ディレクターは「インドには国際的なファッションやビューティー、ラグジュアリーブランドに対し高い意識を持つ『ヴォーグ・ウーマン』が100万人以上いる」と語る。

■有望なマーケット

 すでにインド国内では、「コスモポリタン(Cosmopolitan)」、「マリ・クレール(Marie Claire)」、「セブンティーン(Seventeen)」などのインド版が出版されている。

 120億ドル(約1兆4000万円)のテキスタイル市場に比べ、インドのファッション市場は5000万~2億5000万ドル(約60-300億円)と規模が小さめだ。しかし、今年初めには、インドのファッション市場は今後5年間で10倍に成長するとの調査結果が発表され、ラグジュアリーブランドの出店が相次ぐなど有望なマーケットとして注目を集めている。(c)AFP