【8月5日 AFP】米国のコメディアンで人気テレビ司会者のエレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)さんが、2014年のアカデミー賞(Academy Awards)授賞式で司会者を務めることが決まった。同授賞式の司会は、2007年に続いて2回目となる。映画芸術科学アカデミーが2日、発表した。

 デジェネレスさんはツイッター(Twitter)で2100万フォロワーに対してこうつぶやいた。「公式発表。私がオスカーの司会者を務めます」

 2014年の第86回アカデミー賞授賞式は3月2日、ドルビー・シアター(Dolby Theatre、旧コダック・シアター)で行われる。

 アカデミー賞授賞式の司会者は式典終了後に酷評されることが多く、ハリウッドでも最も司会が大変なイベントの1つとなっている。

  「エレンのようなコメディーの才能を持っているスターは今は少ない。彼女はとても温かく思いやりに溢れている。どこでも愛されているよ」と、アカデミー賞プロデューサーのクレイグ・ザダン(Craig Zadan)氏とニール・メロン(Neil Meron)氏は声明で述べた。

 デジェネレスさんは10シーズン目を迎えたトークショー「エレンの部屋(The Ellen DeGeneres Show)」や、1994~98年に放送されたホームコメディー「エレン(Ellen)」で知られる。

  「2度目のオスカー司会をとても楽しみにしている。みんなの言うことは分かってる。『うまく行くのは3度目だ(3度目の正直、Third time's the charm)』でしょ」と、デジェネレスさんは声明でジョークを混じりに語った。(c)AFP