【11月28日 AFP】米俳優アンガス・T・ジョーンズ(Angus T. Jones、19)は27日、自身が出演する人気コメディーシリーズ「ハーパー★ボーイズ(Two and a Half Men)」を「ごみ」と呼んだ発言について謝罪した。ジョーンズの「ごみ」発言を受け、以前同番組に出演していた米俳優チャーリー・シーン(Charlie Sheen)は、「シリーズは呪われている」と話していた。

 ジョーンズによる問題の発言は、キリスト教系団体が26日に動画共有サイトのユーチューブ(YouTube)に投稿した動画の中でのものだ。「『ハーパー★ボーイズ』にはもう出演したくない」と述べただけでなく、視聴者に対しても「見ないほうが良い。自分の頭をごみで満たすのをやめて欲しい」と呼びかけていた。

 翌27日にジョーンズは、「僕の発言が番組関係者に対する無関心と無礼な態度を示すものであったとすれば、謝罪します。それは僕の意図に反することです」と謝罪表明し、「僕は10年間にわたり『ハーパー★ボーイズ』でお世話になった素晴らしい人々に感謝しており、この上なく尊敬しています」と述べた。

 一方、前年に同シリーズの主演から降ろされた米俳優チャーリー・シーン(Charlie Sheen)は、ピープル(People)誌とのインタビューで「アンガスが起こしたヘール・ボップ(彗星)並みのメルトダウンを見れば、この番組が呪われていることは誰が見たって明らかだ」と語った。インタビューはジョーンズによる謝罪の少し前に行われた。

 2003年から続くこの人気シリーズ。シーンが降板した後の主役は、米俳優のアシュトン・カッチャー(Ashton Kutcher)が務めている。(c)AFP