【9月22日 Relaxnews】きら星のような一流シェフたちがキッチンをスタジアムにみたてて腕を競う料理バトル番組「アイアン・シェフ(料理の鉄人)」の出演チャンスをめぐる争いは、最も激しい戦いだといわれる。

 フード・ネットワークのボブ・タシュマン番組制作副局長によると、米「アイアン・シェフ」新シリーズの出演が決まった10人は、いまや料理テレビ番組ではおなじみの顔ぶれとなった人気シェフ、マーカス・サミュエルソン(Marcus Samuelsson)やマイケル・チャレロ(Michael Chiarello)、アン・バーレル(Anne Burell)や、ジェームス・ビアード賞の受賞者、大統領や各国首脳の料理を供してきたセレブシェフ、料理業界ピラミッドの頂点にたったシェフたちだ。

 すでにロサンゼルスとニューヨークで撮影が始まっている新シリーズ「The Next Iron Chef: Super Chefs(ネクスト・アイアン・シェフ-スーパーシェフたち)」(全8回)では、シェフたちが食材を1種類だけ使って高級料理を作り出すサドンデス方式の料理対決などに挑むほか、シェフの聖域であるキッチンとオーブンを取り上げ、肉と火だけで原始的な野外料理を作らせる回もある。

 番組の予告編を見ても、シェフ同士の自尊心がぶつかり合った予期せぬ展開が、また新たな展開を生むという波乱万丈なドラマが期待できる。

 料理を審査するのは、フードジャーナリストのサイモン・マジャムダール(Simon Majumdar)、初代ネクスト・アイアン・シェフのマイケル・サイモン(Michael Symon)、英国版アイアン・シェフのジュディ・ジュー(Judy Joo)ら。

 番組の勝者は「料理の鉄人」の称号を獲得し、ボビー・フレイ(Bobby Flay)、マルク・フォルジオーネ(Marc Forgione)、森本正治(Masaharu Morimoto)、マイケル・サイモンらの一流シェフと名を連ねることになる。(c)Relaxnews/AFPBB News