【1月1日 AFP】パリス・ヒルトン(Paris Hilton、27)さんが31日、訪問中のオーストラリア・シドニー(Sydney)で無神経な散財をしたとして批判されていることについて、自分は地元の人を経済危機から助けているとして反論した。

 ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)、ボンゴ・ヴァイラス(Bongo Virus)が主催する世界初の3Dオンライン年越しダンスパーティーのホストを務めるためシドニーを訪問中のパリスさんは、今週、わずか40分間で5560豪ドル(約35万円)の買い物をしたとして地元のチャリティー団体などから無神経だと批判されていた。これに対しパリスさんはパーティの開始前、集まった記者団に次のように語った。

「私はオーストラリアに来ているのだから、地元の皆さんを経済危機から助けるのは大切なことだと思う。オーストラリアだけでなく世界中どこでもそう。それにちょっと買い物することの何がいけないの?今は新年の休暇中でしょう?新年に着るドレスが必要なの」

 30日の記者会見でパリスさんの買い物について質問されたオーストラリアのジュリア・ギラード(Julia Gillard)首相代理は「オーストラリアの魅力はファッションとショッピングだと認識してくれている」とパリスさんを賞賛した。パリスさんはこの発言を受け、「政治家の誰かがそんなことを言っていたと聞いたわ。とってもスイートで正しいと思う」と語った。

 パリスさんは今回のパーティーで何度も衣装替えをする予定。パーティーの主催者からは出演料として10万ドル豪ドル(約620万円)がパリスさんに支払われる。(c)AFP


参考:ボンゴ・ヴァイラスのサイト