【4月16日 AFP】英国出身のスーパーモデル、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell、37)が15日、デング熱が流行しているブラジルで献血を行おうとしたが拒否された。2月に嚢胞を取り除く手術を受けていたことが原因だという。

 ナオミはリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)でデング熱が流行していることをロンドンで知り渡航してきたが、献血を拒否された。キャンベルが訪れた市内のHemoRio病院のEsther Lopes医師によると、ブラジルの輸血に関する規則では、6か月以内に手術を受けた人からの献血は禁止されているという。

 ナオミは同日、報道陣に「リオデジャネイロのために献血をすることはできなかったが、必ず戻ってくる」語った。

 ナオミは、サルバドル(Salvador)のカーニバルに参加したり、友人宅を訪れるため度々ブラジルを訪れるという。

 リオデジャネイロでは今年に入ってからデング熱が流行。国内では少なくとも83人が死亡、そのうち51人はリオデジャネイロで亡くなっている。感染者数は約7万5000人。(c)AFP