【6月28日 AFP】成人向け娯楽雑誌「プレイボーイ(Playboy)」の出版や放送事業を手掛ける米国のプレイボーイ・エンタープライジズ(Playboy Enterprises)が、マカオ(Macau)に娯楽施設「プレイボーイ・マンション・マカオ(Playboy Mansion Macao)」を開設する。27日、共同事業者のマカオ・スタジオ・シティ(Macao Studio City)が明らかにした。

 プレイボーイ誌からイメージを得た同娯楽施設は、今年起工した総合リゾート施設「マカオ・スタジオ・シティー」内に開設される。広さ3700平方メートルの敷地内では「多数のナイトライフとエンターテイメント」が提供されるほか、飲食店、小売店などがオープンする予定。さらに、プレイボーイの創始者の名前を冠した「ヒュー・M・ヘフナー・ビラ(Hugh M Hefner Villa)」には宿泊施設もオープンし、ギャンブルも楽しめる。

 マカオ・スタジオ・シティでは、マカオをアジアにおけるエンターテイメントの中心地にすることが狙いだという。

 プレイボーイは前年10月、ラスベガス(Las Vegas)のパームズ・カジノ・リゾート(Palms Casino Resort)にカジノ・クラブ「プレイボーイ・クラブ(Playboy Club)」をオープンしている。(c)AFP