【9月5日 AFP】食品大手ネスレ(Nestle)は3日、米グーグル(Google)の携帯向け基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」のマスコット「ドロイド君」の形をした同社の人気チョコレート菓子「キットカット(KitKat)」の写真を公開した。

 グーグルが同日、次期版アンドロイドの開発コードネームを「キットカット」と命名すると発表したのに合わせたもの。米カリフォルニア(California)州マウンテンビュー(Mountain View)にあるグーグル本社前にも、「キットカット」型のドロイド君が登場した。

 グーグルは、新コード名について「携帯端末は私たちの生活をとても甘くしてくれた。だから、これまでもアンドロイドには菓子の名を付けてきた」「チョコレートは、誰もが手を出さずにはいられないスイーツだ。そこで次期版アンドロイドに、わが社でも人気のチョコ菓子の名を付けることにした」とブログで説明している。

 過去のアンドロイドの開発コード名には、「カップケーキ(Cupcake)」「ドーナツ(Donut)」「アイスクリーム・サンドイッチ(Ice Cream Sandwich)」「ゼリービーンズ(Jelly Bean)」など菓子の名前が付けられている。(c)AFP