【9月3日 AFP】中国国家統計局は2日、2012年の国内総生産(GDP)伸び率を7.7%に下方修正した。1月の発表では7.8%だった。これは1999年(7.6%)以来の低水準となるが、政府目標の7.5%は上回った。12年のGDPは51兆9000億元(約844兆円)。

 改定について国家統計局は、あくまで「暫定的」とし、より多くのデータが得られた際には再び修正される可能性もあるとした。

 11年のGDP伸び率は9.3%、10年は10.4%だった。しばらく2桁成長が続いた中国経済だが減速傾向にあることが示された。(c)AFP