【7月26日 Relaxnews】外国人駐在員にとって最も生活費がかかる都市の最新調査で、アフリカ南西部アンゴラの首都ルアンダ(Luanda)が1位に返り咲いた。

 この調査は組織・人事コンサルティング会社マーサー(Mercer)が毎年実施しているもので、世界の214都市について家賃、食費、交通費、娯楽費など200以上の生活費項目を比較している。

 産油国のルアンダは2011年の調査でトップだったが、昨年調査で東京に1位の座を明け渡した。だが2013年の調査で東京を抜き再びトップに返り咲いた。

 アフリカの主要産油国でありながら比較的貧しい国のルアンダでは、輸入品の価格が高いため外国人駐在員にとっては生活費がかかると、マーサーは分析している。さらに駐在員が暮らせるレベルの住宅確保は難しく、家賃も高額となるという。

 ルアンダに続き2位となったのはロシアのモスクワ(Moscow)、3位が東京で、以下チャドの首都ヌジャメナ(Ndjamena)、シンガポール、香港(Hong Kong)、スイスのジュネーブ(Geneva)、同チューリヒ(Zurich)、同ベルン(Bern)、豪シドニー(Sydney)となっている。(c)Relaxnews/AFPBB News