【5月10日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)傘下の動画投稿サイト、ユーチューブ(YouTube)は9日、同社初の有料チャンネルのパイロット版を公開した。

 ストリーミングサービスの提供を開始するグーグルは、一般のテレビやケーブルテレビの視聴者離れを加速しているネットフリックス(Netflix)、フールー(Hulu)、アマゾン(Amazon)といったサービスと競合することになる。

 ユーチューブはブログで、「本日、わが社は少数のパートナーを対象に、ユーチューブ上で有料チャンネルを提供するパイロット・プログラムを開始する。視聴料金は月額99セントから」と発表した。コンテンツ・クリエーターが制作のための収入を得ることができるよう、07年に開始した取り組みの一環だという。月額料金の上限は7.99ドルで、開始時点でのチャンネル数は50数チャンネルとなっている。(c)AFP/Sophie Estienne