マドリードの地下鉄、広告収入目的で「ボーダフォン駅」に改名
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【4月25日 AFP】財政難に悩むスペインの首都マドリード(Madrid)の中心地を通る地下鉄のソル(Sol)駅が、英携帯電話サービス大手ボーダフォン(Vodafone)との広告契約で、6月から「ソル・ボーダフォン(Sol Vodafone)」に改名されることが分かった。
地元政府が24日に明らかにしたところによれば、ソル駅を通り、路線図で赤で示されている路線「ライン2(Line 2)」も9月から「ライン2 ボーダフォン(Line 2 Vodafone)」に改名する。赤はボーダフォンのシンボルカラーでもある。地元政府は声明で「広告収入を得るために地下鉄の路線が丸ごと改名するのは欧州では初めて」としている。
地下鉄の広報担当者によれば、地下鉄会社は3年間の契約期間中に広告料として300万ユーロ(約3億9000万円)を得る。これで地下鉄の年間広告収入が10%押し上げられるという。
ソル駅の入り口はプエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol)広場の中心にある。同広場は皮肉にも、近年の経済危機をめぐり政府に対する抗議運動の中心地となった場所でもある。(c)AFP
地元政府が24日に明らかにしたところによれば、ソル駅を通り、路線図で赤で示されている路線「ライン2(Line 2)」も9月から「ライン2 ボーダフォン(Line 2 Vodafone)」に改名する。赤はボーダフォンのシンボルカラーでもある。地元政府は声明で「広告収入を得るために地下鉄の路線が丸ごと改名するのは欧州では初めて」としている。
地下鉄の広報担当者によれば、地下鉄会社は3年間の契約期間中に広告料として300万ユーロ(約3億9000万円)を得る。これで地下鉄の年間広告収入が10%押し上げられるという。
ソル駅の入り口はプエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol)広場の中心にある。同広場は皮肉にも、近年の経済危機をめぐり政府に対する抗議運動の中心地となった場所でもある。(c)AFP