【4月1日 Relaxnews】米ニューオーリンズ(New Orleans)でこのほど、缶ジュースの自動販売機を載せたタクシーが登場した。国内初の導入となった。

 タクシー会社「ニューオーリンズ・キャリッジ・キャブ(New Orleans Carriage Cab)」では、6か月の試行期間を経てこのほど、250台あるタクシー全車に自動販売機を導入した。1缶0.99ドル(約93円)で缶入りソフトドリンクが購入でき、クレジットカードも利用できる。

 乗客はフロントシート背面に設置されたタッチパネルで飲み物を選ぶ。代金の支払いが済むと、後部座席とトランクとの間に設けられた冷蔵庫から商品が出てくる仕組みだ。

 ニューヨーク(New York)やシカゴ(Chicago)といった大都市でも、タクシーに自動販売機を導入する動きがあったが、実際にいち早く導入したのがニューオーリンズだったことも注目を集める一因となった。ニューオーリンズ・キャリッジ・キャブはアルコール飲料を提供しないことや、空き缶は週ごとにリサイクルするなどの方針を発表し、他社との差別化を図っている。(c)Relaxnews/AFPBB News