ビール価格操作の疑いで約12社を調査、ドイツ当局
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【3月26日 AFP】ドイツ連邦カルテル庁は25日、ビールの価格操作の疑いがあるとして、複数のビール醸造会社に対する調査を開始したとAFPに明らかにした。
ドイツの週刊誌フォークス(Focus)によると、連邦カルテル庁は2012年から、同国のビール市場におけるシェアの合計が50%を超える約12社を対象に調査しているという。
同庁の報道官はAFPに、「複数のビール会社を調査中」と述べてフォークスの報道を認めたが、「調査中の事案であるため詳細について述べることはできない」と加えた。
フォークスによれば、調査対象の企業は「Beck's」を製造するAB-InBev、カールスバーグ(Carlsberg)、ヴァルシュタイナー(Warsteiner)、クロムバッハー(Krombacher)など。ヴァルシュタイナーとクロムバッハーは調査を受けていることを認めた。(c)AFP