【2月21日 AFP】深刻な景気後退が続くスペインで、50年以上の歴史を持つコンテスト「ミス・スペイン」の運営会社セルタメン・ミス・エスパーニャ(Certamen Miss Espana)が破産を申請していたことが20日、明らかになった。

 当局の公示によると、セルタメン・ミス・エスパーニャは今月7日、会社更生手続きの開始を申請。これを受け、マドリード(Madrid)の商事裁判所は債権者に対し、1か月以内に更生債権を届け出るよう通知した。

「ミス・スペイン」コンテストからは、これまで多数のセレブが誕生している。その中には、サッカー・スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)のゴールキーパー、イケル・カシージャス(Iker Casillas)選手の元恋人で、現在は闘牛士のカイェターノ・リベロ(Cayetano Rivero)氏と交際しているエバ・メンデス(Eva Mendes)さんや、1961年に18歳で優勝し3度目の結婚でティッセン・ボルネミッサ(Thyssen-Bornemisza)男爵夫人となったカルメン・セルベーラ(Carmen Cervera)さんなどがいる。

 スペインでは経済危機の中で企業の倒産が相次いでいる。(c)AFP