【2月17日 Relaxnews】クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(American Express、アメックス)の調査報告によると、2013年に米国人が行きたい海外旅行先の一番人気はブラジルだという。

 この報告書は、アメックスが行った支出貯蓄調査の最新版を基に旅行に関する消費者の動向をまとめたもの。それによると、米国人の半数が向こう1年間の旅行の予約を既に済ませたか、予約するつもりでいる。そのうち87%は、休暇費用として昨年とほぼ同じか、昨年を上回る予算を割り当てているという。

 アメックスによると、今年の海外旅行先として人気なのはブラジル、ニュージーランド、モロッコ、英スコットランド(Scotland)、カナダのバンフ国立公園(Banff National Park)。米国内の旅行先ではワシントン(Washington)州シアトル(Seattle)とニューメキシコ(New Mexico)州サンタフェ(Santa Fe)、テネシー(Tennessee)州ナッシュビル(Nashville)、コロラド(Colorado)州デンバー(Denver)、カリフォルニア(California)州パームスプリングズ(Palm Springs)の人気が高い。

 報告書は、米国人の間で列車旅行の人気が復活しているとも指摘。また、東南アジアのボルネオ島(Borneo)に野生動物を見に行くツアーや、アジア太平洋のクルーズ旅行、フランスワインの産地やロッキー山脈を自転車で走るなど、旅行先の多様化がみられると述べている。(c)Relaxnews/AFPBB News