英警察、馬肉問題で国内2工場を強制捜査
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【2月13日 AFP】ケバブやハンバーガーに使われていた牛肉に馬肉が混入していた問題を捜査している英警察は12日、イングランド北部の食肉処理場とウェールズの食肉工場の強制捜査を行い、施設内にあった全ての肉を押収した。欧州各国に広まっている今回の馬肉騒動で、このような捜査が行われるのは初めて。
この問題をめぐっては、組織犯罪の関与や健康被害を懸念する声が上がっており、13日には欧州連合(EU)が緊急会議を開く予定だ。
フランスでは、食品小売業者ピカール(Picard)が、検査の結果、同国の食品会社Comigelが製造した「ビーフ」ラザニアから馬肉が検出されたと発表した。
Comigelは先週、スウェーデンの冷凍食品大手フィンダス(Findus)に対し、自社が製造した食品に馬肉が混入していたことを知らせた。以来、英国、スウェーデン、フランス、スイス、オランダの小売業者らは、Comigelの食品を店頭から回収している。(c)AFP/Danny Kemp
この問題をめぐっては、組織犯罪の関与や健康被害を懸念する声が上がっており、13日には欧州連合(EU)が緊急会議を開く予定だ。
フランスでは、食品小売業者ピカール(Picard)が、検査の結果、同国の食品会社Comigelが製造した「ビーフ」ラザニアから馬肉が検出されたと発表した。
Comigelは先週、スウェーデンの冷凍食品大手フィンダス(Findus)に対し、自社が製造した食品に馬肉が混入していたことを知らせた。以来、英国、スウェーデン、フランス、スイス、オランダの小売業者らは、Comigelの食品を店頭から回収している。(c)AFP/Danny Kemp