【1月15日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)が2012年の世界販売台数でゼネラル・モーターズ(General MotorsGM)から首位を奪還することが14日、固まった。

 GMが発表した12年の世界販売台数は前年比2.9%増の920万台。一方、トヨタは同22.0%増の970万台と見込んでいる。

 トヨタは08年にGMを抜き初めて世界首位の座についたが、11年に発生した東日本大震災の影響で減産を余儀なくされ、GMに首位を奪われていた。

 08年までの77年間、首位の座を守っていたGMは、翌09年に米連邦破産法の適用を申請。リストラを強いられ、以降多くの不採算ブランドを整理している。(c)AFP/Mira Oberman