【12月4日 AFP】スウェーデン家具大手イケア(IKEA)の創業者イングバル・カンプラード(Ingvar Kamprad)氏(86)は3日、AFPに電子メールで、今後もイケアの株式公開はせず、非上場を維持する決意だと明かした。

 カンプラード氏は、「(イケアの)非上場を保つことで、柔軟性が増して順調に成長でき、企業の発展に関して長期的な視点を持つことができると常々考えている」と語った。また、「非上場企業のままでいることがイケアの驚異的な成功の主因の1つになっている」との認識を示した。

 2011年のイケアの売上高は世界全体で250億ユーロ(約2兆6750億円)、純利益は前年比10.3%増の30億ユーロ前後(約3210億円)だった。(c)AFP