【11月11日 Relaxnews】クレジットカード大手マスターカード(MasterCard)が2011年からニューヨーク(New York )やロンドン(London)で開始しているキャンペーン「プライスレス・シティ(Priceless Cities)」──今度はパリ(Paris)での開始が間近に迫っており、同市での今年のクリスマスショッピングはユニークなものとなりそうだ。

 キャンペーンは12日から始まる予定で、同社のカード会員向けにグルメ、音楽・演劇、美術館・観光、旅行・宿泊、スポーツ・保健、そして買い物の6つのカテゴリーから様々なイベントが提供される。イベントに参加するには、専用ウェブサイトで個人アカウントを作成し、ログインして各企画内容をチェックする必要がある。

 パリでのキャンペーン開始を記念し、マスターカードは14日の「プライスレス・デー」に市内各地で様々な企画を予定しており、多くの住民や観光客の参加を見込んでいる。

 今後1年間に予定されている会員向け限定特別企画は約500を数える。オペラ座(Opéra National de Paris)やジュエリー学校「レコール・バンクリーフ&アーペル(Ecole Van Cleef & Arpels)」、高級レストラン「エレーヌ・ダローズ(Hélène Darroze)」、ホテル「プラザ・アテネ(Plaza Athénée)」、パリ装飾芸術美術館(Arts Décoratifs)、ピアノショールームとコンサートホールを併設する「サル・プレイエル(Salle Pleyel)」などと提携してイベントを開催する。中でもエレーヌ・ダローズでの料理体験やシャングリ・ラ(Shangri-La)ホテルの「裏側見学」が目玉となっている。

 マスターカードはニューヨーク(New York)やロンドン(London)、トロント(Toronto)、北京(Beijing)、シドニー(Sydney)、シカゴ(Chicago)、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)、モスクワ(Moscow)でも、同キャンペーンを実施する。(c)Relaxnews/AFPBB News