【10月22日 AFP】トランスジェンダーの客室乗務員を採用し話題を呼んだタイの民間航空会社PCエアー(PC Air)が、燃料費などの不払いで韓国の空港を出発できなくなり、業務を一時停止した。

 19日、同社がタイ民間航空当局に対し、営業上の問題により操業不能になったと報告した。少なくとも10月中は業務を停止する見通しだという。

 PCエアーは今年初頭、トランスジェンダーの客室乗務員を4人採用したことで話題になった。だが前週、燃料費やサービス料金などを払えなくなり、乗客数百人を乗せたままソウル(Seoul)の仁川国際空港(Incheon International Airport)から離陸することができなくなった。PCエアー側は、未払いの債務については韓国の代理人に責任があると主張している。(c)AFP