「ボニーとクライド」の拳銃2丁が競売に、合計3900万円で落札
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【10月2日 AFP】1930年代の米国で強盗を繰り返した男女2人組「ボニーとクライド」が射殺されたときに所持していた拳銃2丁が9月30日、米ニューハンプシャー(New Hampshire)州ナシュア(Nashua)で競売にかけられ、合わせて50万ドル(約3900万円)以上で落札された。競売会社RRオークションズ(RR Auctions)が1日に発表した。
ボニー・パーカー(Bonnie Parker)が持っていた38口径のコルト(Colt)製回転式拳銃「ディテクティブ・スペシャル」は26万4000ドル(約2060万円)で、クライド・バロウ(Clyde Barrow)が持っていた45口径のコルト製セミオートマチック拳銃「ガバメント」(M1911)は24万ドル(約1870万円)で競り落とされた。落札者はテキサス(Texas)州の収集家で匿名を希望している。
ボニーとクライドは1930年代、米国中部で多数の強盗や警官数人の殺害といった悪事を働いて大恐慌が始まったばかりの同国で伝説的存在となったが、1934年5月にルイジアナ(Louisiana)州ビエンビル(Bienville)郡で警官隊に待ち伏せされ、ボニーは23歳、クライドは25歳で射殺された。
落札された2丁の拳銃は文字通り2人の遺体から回収された珍しいもの。ボニーの銃は太ももに医療用テープで固定され、クライドの銃はズボンのベルトの下に差し込まれていた。
拳銃はテキサス州の作家で収集家の故ロバート・デービス(Robert Davis)氏が所有していたもので、競売にはこのほか、同氏のコレクション130点余りが出品された。コレクションには多数の銃弾が撃ち込まれたボニーとクライドの車から見つかった、女性用のシルク製ストッキング、未使用の銃弾1個、眼鏡のつる1本、小型のねじ回しとアスピリンの空き瓶も含まれており、5品セットで1万1400ドル(約89万円)で落札された。(c)AFP
ボニー・パーカー(Bonnie Parker)が持っていた38口径のコルト(Colt)製回転式拳銃「ディテクティブ・スペシャル」は26万4000ドル(約2060万円)で、クライド・バロウ(Clyde Barrow)が持っていた45口径のコルト製セミオートマチック拳銃「ガバメント」(M1911)は24万ドル(約1870万円)で競り落とされた。落札者はテキサス(Texas)州の収集家で匿名を希望している。
ボニーとクライドは1930年代、米国中部で多数の強盗や警官数人の殺害といった悪事を働いて大恐慌が始まったばかりの同国で伝説的存在となったが、1934年5月にルイジアナ(Louisiana)州ビエンビル(Bienville)郡で警官隊に待ち伏せされ、ボニーは23歳、クライドは25歳で射殺された。
落札された2丁の拳銃は文字通り2人の遺体から回収された珍しいもの。ボニーの銃は太ももに医療用テープで固定され、クライドの銃はズボンのベルトの下に差し込まれていた。
拳銃はテキサス州の作家で収集家の故ロバート・デービス(Robert Davis)氏が所有していたもので、競売にはこのほか、同氏のコレクション130点余りが出品された。コレクションには多数の銃弾が撃ち込まれたボニーとクライドの車から見つかった、女性用のシルク製ストッキング、未使用の銃弾1個、眼鏡のつる1本、小型のねじ回しとアスピリンの空き瓶も含まれており、5品セットで1万1400ドル(約89万円)で落札された。(c)AFP