NYに「世界最大の観覧車」構想、高さ190メートル 15年営業目指す
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【9月30日 AFP】米ニューヨーク(New York)のスタテンアイランド(Staten Island)区に世界最大の観覧車を作る構想を、マイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長が27日、明らかにした。
計画されている観覧車は高さ190メートルで、定員は1440人(1カプセル40人乗り)。ゴンドラの周回速度は秒速25.4センチという。2014年の完成、翌15年の営業開始を目指している。
現在、世界最大の観覧車はシンガポールの「シンガポール・フライヤー(Singpore Flyer)」(高さ165メートル)。米ラスベガス(Las Vegas)でもこの記録を抜く高さ168メートルの「ハイローラー(High Roller)」が建設中だが、「ニューヨーク・ホイール(New York Wheel)」はそれをしのぐ。
ブルームバーグ市長は、「『ニューヨーク・ホイール』は、ニューヨーク市内はもちろん、地球上でも類を見ない注目のスポットになるだろう。圧倒的で息をのむような眺めを楽しめる、市内観光の目玉の1つになるはずだ」と述べた。
スタテンアイランドはマンハッタン(Manhattan)の金融街から湾をはさんだ対岸にあるが、「ビッグアップル(Big Apple)」の愛称で知られるニューヨーク市内で最も開発されずに残っている場所とされる。(c)AFP