【9月19日 AFP】サラダやラップサンドに続いて、ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)の新メニューに麺が登場する。

 新メニューの「マックヌードル(McNoodles)」は、紙箱入りのアジア風焼きそばで、割りばしとともに提供される。販売は20日からで、マクドナルドのオーストリア店舗限定。当面は2~3か月間に限った試験的な販売となるが、マクドナルド・オーストリア法人によれば、「理論的には固定メニューとなる可能性もある」という。

 オーストリア人の間で人気を誇ってきたソーセージサンド屋台にとっては、強敵現るといったところだ。ソーセージ屋台の中には、対抗策として、焼きそばにカットしたソーセージをトッピングしたものを販売する屋台も登場した。

 オーストリアでは前年、突如としてアジアブームが始まった。台湾発祥のタピオカ入りアイスミルクティー「バブルティー」も大人気で、ウィーン(Vienna)では毎週のようにバブルティー店が次々とオープン。現在のオーストリアでは、ミルクティー以外にも様々なフレーバーのバブルティーが楽しめる。

 オーストリアのマクドナルドも、こうしたアジアグルメブームに追いつこうと「マックヌードル」を開発したという経緯だ。

 オーストリアの隣国ドイツのマクドナルドでは、バブルティーをメニューに取り入れているが、「マックヌードル」の販売は今のところはオーストリアの店舗限定だ。(c)AFP