【6月15日 Relaxnews】2012年、世界で最も多く観光客が訪れるであろう都市はロンドン(London)――クレジットカード大手マスターカード(MasterCard)による世界132都市を対象にした調査によると、その数は1690万人に上るとみられている。

 2位の仏パリ(Paris)を訪れる人の予想は1600万人。3位には1220万人でタイ・バンコク(Bangkok)、以下シンガポールとトルコのイスタンブール(Istanbul)がそれぞれ1180万人と1160万人で続いた。
 
 また前年比で観光客の数が大幅に伸びるとみられている都市は、ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro、28.6%増)、東京(Tokyo、21.5%増)、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ(Abu Dhabi、17.9%増)、チュニジア・チュニス(Tunis、17.7%増)、イスタンブール(14.7%増)、カナダ・トロント(Toronto、7.6%増)となっている。
 
 全体的には、アジア太平洋地域を訪れる観光客が増加傾向にあり、前年比で9.5%増となる見込みだ。
 
 観光客による旅行先での消費については、ロンドンが211億ドル(約1兆6700億円)で首位。以下、ニューヨークの194億ドル(約1兆5400億円)、バンコクの193億ドル(約1兆5300億円)、パリの178億ドル(約1兆4100億円)と続くとみられている。(c)Relaxnews/AFPBB News

【関連記事】
中国本土からの旅行先、香港が根強い人気
英ロンドンの名所「ビッグベン」が「エリザベス・タワー」に改名?