【6月1日 Relaxnews】ルームサービスや好みの枕が選べるピローメニューに次ぐ新たな宿泊客向けサービスとして、英ロンドン(London)の高級ホテルが夏季バスタイムスペシャルメニューの提供を開始した。今後、ホテルの定番サービスとなるかもしれない。

 キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)がウィリアム王子(Prince William)との挙式前夜に宿泊したことでも知られる老舗ホテル「ゴーリング(The Goring)」と英ボディケアメーカー「モルトンブラウン(Molton Brown)」は、世界各地から五輪観戦客がロンドンに押し寄せる今夏、宿泊客にバスタブで1日のあかを落としてもらう新サービスを提供する。

 バス用フレグランスオイルは定番の香りに加えて、オーストラリアや中国、マダガスカル、米フロリダをイメージしたものも用意。世界を旅した気分になれる、とモルトンブラウンは請け合う。

 中国の香りはバニラ、イランイラン、バラの香りをブレンド。オーストラリアの香りはユーカリ精油を使い、マダガスカルは特産の黒コショウ油の香りが特徴だ。

 カクテルやアロマキャンドルも用意されたこの完璧なバスタイムは、20ポンド12ペンス(約2400円)で堪能できる。もちろんバスルームの準備は全て専門の客室係が整えてくれる。

 ゴーリングホテルまでちょっと足を伸ばせそうもないという人たちは、モルトンブラウンでこのサービス専用のフレグランスオイルセットを購入できる。価格は36ポンド(約4300円)。(c)Relaxnews/AFPBB News