EVでアフリカ大陸縦断の旅、耐久性を証明へ
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【5月14日 AFP】アフリカ東部ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)から11日、1台の電気自動車(EV)がアフリカ大陸を南へ縦断する旅に出発した。国連環境計画(UN Environment Programme、UNEP)が支援するこの旅は、EVの高い耐久性とグリーンエネルギーの推進を目的としている。
UNEP事務局で10日開かれた出発式典で、運転手のグザビエ・シェブロン(Xavier Chevrin)氏は「EVの固定概念を壊したい」と意気込みを語った。
全長5000キロにわたるこの旅は、ナイロビからタンザニア、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナとアフリカ大陸を南下し、6月下旬に南アフリカのヨハネスブルク(Johannesburg)に到着する予定。UNDPによれば、EVを使ったこのような試みは初めて。
6か国にまたがるこの旅を通して、EVが市街地向けとしての用途にとどまらず、長距離旅行にも利用できることが証明されるだろうとシェブロン氏は語る。旅行隊は声明で「(EVの)信頼性や頑強性、耐久性を証明するため、あえて過酷な条件を課している」と説明している。
使用されるのは仏ベンチュリ(Venturi)製のEVエンジンを搭載した仏シトロエン(Citroen)のミニバン「ベルリンゴ(Berlingo)」で、通常より1つしか装備されていない電池を3つに増やした。1度の充電で500キロの連続走行が可能で、最高時速は110キロという。(c)AFP
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UNEP事務局で10日開かれた出発式典で、運転手のグザビエ・シェブロン(Xavier Chevrin)氏は「EVの固定概念を壊したい」と意気込みを語った。
全長5000キロにわたるこの旅は、ナイロビからタンザニア、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナとアフリカ大陸を南下し、6月下旬に南アフリカのヨハネスブルク(Johannesburg)に到着する予定。UNDPによれば、EVを使ったこのような試みは初めて。
6か国にまたがるこの旅を通して、EVが市街地向けとしての用途にとどまらず、長距離旅行にも利用できることが証明されるだろうとシェブロン氏は語る。旅行隊は声明で「(EVの)信頼性や頑強性、耐久性を証明するため、あえて過酷な条件を課している」と説明している。
使用されるのは仏ベンチュリ(Venturi)製のEVエンジンを搭載した仏シトロエン(Citroen)のミニバン「ベルリンゴ(Berlingo)」で、通常より1つしか装備されていない電池を3つに増やした。1度の充電で500キロの連続走行が可能で、最高時速は110キロという。(c)AFP
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