米JPモルガン、デリバティブで1600億円損失 さらに膨らむ恐れ
このニュースをシェア
【5月11日 AFP】米銀行大手JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)は10日、今年4月以降にデリバティブ(金融派生商品)の取引で20億ドル(約1600億円)の損失が発生したと発表した。
ジェームズ・ダイモン(James Dimon)最高経営責任者(CEO)が急きょ開いた投資家向け電話会議で明らかにしたところによると、市場が不安定なことから、6月末までにさらに10億ドル(約800億円)の損失が生じる恐れがあるという。
今回の損失は、投資の際のリスクヘッジ(回避)を目的に資産取引を行うチーフ・インベストメント部門(CIO)が「シンセティック・ヘッジ」と呼ばれるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)取引に失敗したことが原因。ダイモンCEOは、投資戦略の「精査不足と実行時の不手際」による損失と説明している。(c)AFP
ジェームズ・ダイモン(James Dimon)最高経営責任者(CEO)が急きょ開いた投資家向け電話会議で明らかにしたところによると、市場が不安定なことから、6月末までにさらに10億ドル(約800億円)の損失が生じる恐れがあるという。
今回の損失は、投資の際のリスクヘッジ(回避)を目的に資産取引を行うチーフ・インベストメント部門(CIO)が「シンセティック・ヘッジ」と呼ばれるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)取引に失敗したことが原因。ダイモンCEOは、投資戦略の「精査不足と実行時の不手際」による損失と説明している。(c)AFP