【3月14日 AFP】米連邦準備制度理事会(Federal Reserve BoardFRB)は13日、米大手銀行持ち株会社19社の健全性を調べる「ストレステスト」で、4社が「不合格」だったという結果を発表した。

 新たな金融危機を想定したテストで不合格になったのは、金融大手シティグループ(Citigroup)、アリー・フィナンシャル(Ally Financial)、サントラスト・バンクス(SunTrust Banks)、メットライフ(MetLife)。

 だがFRBは、金融業界が2008~2009年の金融危機を脱するため過去3年間で資本を増強した結果、19社の健全性は増しており、「金融危機に見舞われ資本が大幅に減少したという想定でも、19社のうち15社は資本規制の最低基準4項目全てを満たすとみられる」としている。(c)AFP/Paul Handley