フィッチ、ユーロ圏5か国を格下げ
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【1月28日 AFP】大手格付け会社フィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)は27日、イタリアやスペインなどユーロ圏5か国の長期国債格付けを一斉に引き下げた。ユーロ加盟国の財政難が深刻化するなか、ユーロ圏市場の不安感を反映したものだという。
フィッチはイタリア、スペイン、スロベニアを2段階引き下げ、成長率の鈍いイタリアを「A-」、景気の見通しが悪化するスペインとスロベニアを「A」とした。また、ベルギーとキプロスを1段階引き下げた。
今回格下げされた5か国の格付け見通しは、すでに「ネガティブ(弱含み)」とされていた。
また、「BBB」を維持したアイルランドの格付け見通しも「ネガティブ」に変更し、今後格下げする可能性があると警告した。(c)AFP/Veronica Smith
フィッチはイタリア、スペイン、スロベニアを2段階引き下げ、成長率の鈍いイタリアを「A-」、景気の見通しが悪化するスペインとスロベニアを「A」とした。また、ベルギーとキプロスを1段階引き下げた。
今回格下げされた5か国の格付け見通しは、すでに「ネガティブ(弱含み)」とされていた。
また、「BBB」を維持したアイルランドの格付け見通しも「ネガティブ」に変更し、今後格下げする可能性があると警告した。(c)AFP/Veronica Smith