中国各地で最低賃金引き上げの動き、労働力不足やストで
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【1月6日 AFP】中国の主要な都市や省で最低賃金を引き上げる動きが広まっている。背景には労働力不足や労働者によるストライキがある。
製造業の中心地、深セン(Shenzhen)市当局は、毎月の最低賃金を2月から約14%引き上げ、1500元(約1万8343円)にすると発表。国営新華社(Xinhua)通信によると、首都北京(Beijing)市は1月1日から約9%増の1260元に、四川(Sichuan)省は少なくとも23%引き上げた。
深センの最低賃金は既に国内最高水準。だが例年、春節(旧正月、Lunar New Year)後に多くの労働者が帰省したまま戻らないため、労働力不足に陥る。
深センにある繊維企業の経営者によると、旧正月の後は通常、労働力が最大30%減少する。残りの労働者をつなぎ留めるため、賃上げを迫られるという。(c)AFP
製造業の中心地、深セン(Shenzhen)市当局は、毎月の最低賃金を2月から約14%引き上げ、1500元(約1万8343円)にすると発表。国営新華社(Xinhua)通信によると、首都北京(Beijing)市は1月1日から約9%増の1260元に、四川(Sichuan)省は少なくとも23%引き上げた。
深センの最低賃金は既に国内最高水準。だが例年、春節(旧正月、Lunar New Year)後に多くの労働者が帰省したまま戻らないため、労働力不足に陥る。
深センにある繊維企業の経営者によると、旧正月の後は通常、労働力が最大30%減少する。残りの労働者をつなぎ留めるため、賃上げを迫られるという。(c)AFP