【1月5日 AFP】都内・築地(Tsukiji)の中央卸売市場で5日、新春恒例の初競りが行われ、1本269キロの青森県大間産のクロマグロが過去最高値となる1本5649万円で競り落とされた。これまでの最高値は前年、築地で香港の業者がつけた1本3249万円だった。

 落札したのは、すしチェーン「すしざんまい(Sushi-Zanmai)」を展開する「喜代村」。喜代村の木村清(Kiyoshi Kimura)社長は「海外に持っていかれるより、一番のマグロを日本の人たちに食べてもらいたかった」と話した。

 1キロ当たりの価格は21万円で、握りずし1個分が5000円相当になるが、喜代村では通常価格の1個418円以下で提供するという。(c)AFP

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