大納会の東証終値は8455円35銭、1982年以来の安値
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【12月30日 AFP】2011年の大納会となった30日の東京株式市場は、米株価上昇の流れを受けて前日比で上昇したものの、日経平均株価(Nikkei 225)は前年の大納会終値より1773円57銭(17.34%)安い8455円35銭で今年の取引を終えた。
東日本大震災に見舞われた今年は、大納会の終値としては8016円67銭をつけた1982年以来の安値となった。東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比6.49ポイント(0.9%)高の728.61だった。
第一生命経済研究所(Dai-ichi Life Research Institute)の主席エコノミスト、嶌峰義清(Yoshikiyo Shimamine)氏はダウジョーンズ・ニューズワイヤーズ(Dow Jones Newswires)に対し、年が明ければ投資家は欧州債務危機が続いていることをあらためて意識するだろうと指摘し、格付け会社がユーロ圏諸国の格付けを見直すとみられている中、市場の関心は年初から欧州に向けられるだろうと述べた。(c)AFP
東日本大震災に見舞われた今年は、大納会の終値としては8016円67銭をつけた1982年以来の安値となった。東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比6.49ポイント(0.9%)高の728.61だった。
第一生命経済研究所(Dai-ichi Life Research Institute)の主席エコノミスト、嶌峰義清(Yoshikiyo Shimamine)氏はダウジョーンズ・ニューズワイヤーズ(Dow Jones Newswires)に対し、年が明ければ投資家は欧州債務危機が続いていることをあらためて意識するだろうと指摘し、格付け会社がユーロ圏諸国の格付けを見直すとみられている中、市場の関心は年初から欧州に向けられるだろうと述べた。(c)AFP