オリンパスのウッドフォード元社長、取締役も辞任 委任状争奪戦へ
このニュースをシェア
【12月1日 AFP】オリンパス(Olympus)は1日、巨額損失隠しに絡む不正な資金の流れを指摘して解任された英国人のマイケル・ウッドフォード(Michael Woodford)元社長が、同社取締役を辞任したことを明らかにした。オリンパスの声明によると、1日付けで辞任届が提出され、これを受理したという。
辞任理由についてダウジョーンズ・ニューズワイヤーズ(Dow Jones Newswires)は、ウッドフォード氏が声明で、不正からの改革を実行する見込みや信頼性がないためだと説明したと報道。この状況が続けば「オリンパスのためにならない」「辞任後は、経営陣の刷新を目指して株主と連携していく」との同氏の言葉を伝えた。
共同通信(Kyodo News)によると、ウッドフォード氏は委任状争奪戦も辞さない構えだという。
オリンパスの社員や株主の一部には、ウッドフォード氏の社長復帰を求める動きがある。また、日本生命保険相互会社(Nippon Life Insurance)など国内の大株主がオリンパス株を大量売却したことから、ここ数週間でオリンパス株を保有する外国人投資家が増えている。(c)AFP
辞任理由についてダウジョーンズ・ニューズワイヤーズ(Dow Jones Newswires)は、ウッドフォード氏が声明で、不正からの改革を実行する見込みや信頼性がないためだと説明したと報道。この状況が続けば「オリンパスのためにならない」「辞任後は、経営陣の刷新を目指して株主と連携していく」との同氏の言葉を伝えた。
共同通信(Kyodo News)によると、ウッドフォード氏は委任状争奪戦も辞さない構えだという。
オリンパスの社員や株主の一部には、ウッドフォード氏の社長復帰を求める動きがある。また、日本生命保険相互会社(Nippon Life Insurance)など国内の大株主がオリンパス株を大量売却したことから、ここ数週間でオリンパス株を保有する外国人投資家が増えている。(c)AFP