【11月29日 ActiPress】フランスのIT企業と日本企業のマッチングプログラム「フレンチテック・ツアー・ジャパン2011」が28日、都内で始まった。フランスの企業が来月2日までの期間中、東京と大阪で日本をリードする企業と個別に面談する。

 フランス企業の国際進出を推進するフランス大使館企業振興部(ユビフランス)は、このツアーをアメリカですでに4回実施して成功を収めている。

 日本初開催となる今回、マルチメディアグループのバイヤール(Bayard)やレジャーニュースの専門通信社リラックスニュース(RelaxNews)、ネットワークアクセスセキュリティ技術のログイン・ピープル(LoginPeople)、ゴルファー向けナビゲーションアプリ開発のモビティ(Mobitee)など、日本企業の掲げるテーマにマッチし、事前選考をクリアした10社が参加する。

 日本からはクラウド・コンピューティングやコンテンツに注目するNEC、パナソニック(Panasonic)、ソニー(Sony)、スマートフォンに力を入れるNTTドコモ(NTT docomo)、デジタル・コンテンツに注力する大日本印刷(Dai Nippon PrintingDNP)、ソフトウェア販売大手アシスト(Ashisuto)の6社がパートナー会社として参加している。
 
 参加したフランス企業はツアー初日の28日、日本人コンサルタントによる提案方法などについてのトレーニングと、日本市場での事業展開についてのワークショップに参加した後、都内の在日フランス大使館で行われたレセプションで日本のIT関係者と交流した。(c)ActiPress