リーマン・ブラザーズ株券が競売に、260万円で落札
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【11月6日 AFP】ドイツで5日、2008年に経営破たんし、世界的な金融危機の引き金となった米証券大手リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)の株券が競売にかけられ、2万4000ユーロ(約260万円)で落札された。株券などを専門とするドイツ競売会社Historisches Wertpapierhausが競売を行った。
落札された株券は、1994年5月31日に発行された一株50セント(約40円)の株券。通し番号は「LB0001」で、当時の最高経営責任者(CEO)、リチャード・ファルド(Richard Fuld)氏に発行された。サイズは30センチ×20センチで、かつては経営者の机のそばの壁にかけられていた。
同株券はことし、米国で複数の株券などを含むセットの一部として競売にかけられていた。
リーマン・ブラザーズは、経営破たんから3年以上が経った今も、会社の整理を完全に終えていない。債権の総額は3700億ドル(約29兆円)に上るが、債権者らは清算人の回収した650億ドル(約5兆円)を分配することになる。(c)AFP
落札された株券は、1994年5月31日に発行された一株50セント(約40円)の株券。通し番号は「LB0001」で、当時の最高経営責任者(CEO)、リチャード・ファルド(Richard Fuld)氏に発行された。サイズは30センチ×20センチで、かつては経営者の机のそばの壁にかけられていた。
同株券はことし、米国で複数の株券などを含むセットの一部として競売にかけられていた。
リーマン・ブラザーズは、経営破たんから3年以上が経った今も、会社の整理を完全に終えていない。債権の総額は3700億ドル(約29兆円)に上るが、債権者らは清算人の回収した650億ドル(約5兆円)を分配することになる。(c)AFP