【10月31日 AFP】(写真追加)インド・ムンバイ(Mumbai)のショッピングセンターに26日、金貨や銀貨に加えてダイヤモンドの宝飾品まで買える「世界初」の自動販売機がお目見えした。

 1000ルピー(約1600円)~3万ルピー(約4万7000円)のサイズやデザインも様々な36種類の商品が購入でき、支払いはクレジットカードかデビットカード(即時決済カード)、または現金となっている。

 インド全土に宝飾店を展開するギタンジャリ(Gitanjali)グループがヒンドゥー教の光の祭り「ディワリ(Diwali)」に合わせて設置したもの。インドは世界最大の貴金属類輸入・消費国で、ディワリの際に金銀や宝石類を買うのは縁起が良いとされている。

 ギタンジャリのサンジーブ・アガルワル(Sanjeev Agarwal)CEOは、自販機について「貴金属や宝石類の購入手法の革命だ。土壇場での贈り物購入に活躍するだろう」と述べた。今後数か月で、各地のショッピングセンターや空港、寺院などにも設置する計画という。(c)AFP