OPEC、世界の石油需要予想を引き下げ 経済低迷で
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【10月12日 AFP】石油輸出国機構(Organisation of Petroleum Exporting Countries、OPEC)は11日発表の月報で、2011年と12年の世界の石油需要見通しを引き下げた。世界経済の不確実性と、中国やインドの需要減退を理由に挙げた。下方修正は3か月連続。
11年の需要予想は日量8781万バレルに下方修正。9月時点の予想は同8799万バレル。ただ、前年と比べると同88万バレル増加すると見込んでいる。
12年の需要も同8901万バレルに下方修正。9月時点の予想は同8926万バレルだった。
OPECは「景気低迷が石油需要に及ぼす影響は、とくに経済協力開発機構(OECD)加盟の先進諸国で著しい」と分析。経済悪化や高い失業率を背景とした米国の需要減退のほか、ユーロ圏の債務危機や日本の震災からの復興活動の遅れも、需要に予想以上に深刻な影響をもたらしているという。(c)AFP
11年の需要予想は日量8781万バレルに下方修正。9月時点の予想は同8799万バレル。ただ、前年と比べると同88万バレル増加すると見込んでいる。
12年の需要も同8901万バレルに下方修正。9月時点の予想は同8926万バレルだった。
OPECは「景気低迷が石油需要に及ぼす影響は、とくに経済協力開発機構(OECD)加盟の先進諸国で著しい」と分析。経済悪化や高い失業率を背景とした米国の需要減退のほか、ユーロ圏の債務危機や日本の震災からの復興活動の遅れも、需要に予想以上に深刻な影響をもたらしているという。(c)AFP