AT&TのTモバイル買収、米司法省が阻止へ
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【9月1日 AFP】米通信大手AT&Tが進めていた欧州通信最大手ドイツテレコム(Deutsche Telekom)傘下の携帯電話会社Tモバイル(T-Mobile)USAの買収計画について、米司法省は競争が阻害される恐れがあるとして前月31日、計画の差し止めを求める訴訟をワシントンD.C.(Washington D.C.)の連邦地方裁判所に起こした。
提訴の発表を受け、TモバイルUSAを390億ドル(約3兆円)で買収する計画を進めていたAT&T側は「驚き、失望した」と述べ、法廷で争うと表明した。
米携帯電話市場は、AT&T、Tモバイル、米ワイヤレス通信大手スプリント・ネクステル(Sprint Nextel)、米携帯電話大手ベライゾン・ワイヤレス(Verizon Wireless)の4社が9割以上のシェアを占める。
業界2位のAT&TがTモバイルを買収すれば、市場シェアは39%となり、シェア31%で1位のベライゾンを抜いて全米最大となる予定だった。Tモバイルについては、ベライゾンとスプリントも買収への関心を示していた。(c)AFP/Chris Lefkow
提訴の発表を受け、TモバイルUSAを390億ドル(約3兆円)で買収する計画を進めていたAT&T側は「驚き、失望した」と述べ、法廷で争うと表明した。
米携帯電話市場は、AT&T、Tモバイル、米ワイヤレス通信大手スプリント・ネクステル(Sprint Nextel)、米携帯電話大手ベライゾン・ワイヤレス(Verizon Wireless)の4社が9割以上のシェアを占める。
業界2位のAT&TがTモバイルを買収すれば、市場シェアは39%となり、シェア31%で1位のベライゾンを抜いて全米最大となる予定だった。Tモバイルについては、ベライゾンとスプリントも買収への関心を示していた。(c)AFP/Chris Lefkow