【8月24日 AFP】全日本空輸(All Nippon AirwaysANA)は23日、10月に成田―香港で、米航空機大手ボーイング(Boeing)の新世代旅客機「ボーイング787ドリームライナー(Boeing 787 Dreamliner)」の初めての営業飛行を行うと発表した。続いて、羽田と北京(Beijing)を結ぶ便と、羽田と独フランクフルト(Frankfurt)を結ぶ便で国際線の定期運航を開始する。

 初の営業飛行は10月26日から27日にかけて成田から香港へ飛ぶ。ANAは9月中にドリームライナーの納品を受ける予定で、PRの一環として成田空港発着の飛行もする。また、国内線では、11月から羽田と広島、羽田と岡山を結ぶ定期便で運航が開始される。

 国際線の定期便では12月に羽田と北京を結ぶ便が就航し、1月にはANAと独ルフトハンザ航空(Lufthansa)のジョイントベンチャー路線として、羽田とフランクフルトを結ぶ便が運航を開始する。

 ドリームライナーは燃料効率が高い新型機。ボーイングは当初、ドリームライナーの納品を2008年と約束していたが、技術的な問題などで計画に遅れが出ていた。(c)AFP